貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3914 JIG-SAW

東証G
3,675円
前日比
-100
-2.65%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.46
時価総額 248億円

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JIGーSAW Research Memo(7):指数関数的成長を目指す


■成長戦略

1. 成長シナリオ
世界のIoT市場は、2022年の100兆円から2030年には2,000兆円になると予測されている。また、2025年のネットデータ量も2016年比で10倍になるといわれている。このような成長市場に属していることから、JIG-SAW<3914>は指数関数的成長を目指している。同社が基盤コア技術とノウハウの優位性を発揮し、IoTからIoE(Internet of Everything)、IoAまでを視野に入れた事業展開がなされれば、指数関数的に成長することは可能と思われる。そのため、既存のデータコントロール事業において、オーガニック成長の加速とグローバル化・サービスラインの強化を図るとともに、IoTライセンスビジネスの提供先であるグローバル企業との取り組みを加速し、ライセンスやサポートの提供を世界中の様々な施設やメーカーなどへと広げていく計画である。また、指数関数的成長に欠かせないのが資本参加や資本提携、M&Aで、多角的な視点から積極的に推進していく考えである。

データコントロール事業の中でも指数関数的成長をけん引するサービスとして、IoTデータコントロールサービス、グローバルデータコントロールサービス、クラウドデータコントロールサービス及びソフトウエアライセンスサービスにフォーカスする方針である。IoTデータコントロールサービスでは、多種多様な機器・ハードウエア基盤に組み込むIoTデータコントロールソフトウエアによりライセンス及びIoT管理・運用を拡大し、OEMライセンスのグローバル提供とサブスクリプション管理を図る。グローバルデータコントロールでは、前述した米国Qualcommのスマートシティプロジェクトへの参画などのように、欧州、アジア、北米など世界の施設やメーカー等の事業体と連携してライセンス・サポートの提供を目指すとともに、海外言語によるオペレーションを含め、北米コントロールセンターでのデータコントロールサービスを強化する。クラウドデータコントロールサービスでは、顧客と案件の増加に加え、セキュリティSaaSの拡充やオペレーション範囲の拡大を図る一方、より深い専門知識をベースにした業界別の特化サービスを研究開発する。ソフトウエアライセンスサービスでは、建機に搭載される自動運転ソフトウエアライセンスの販売とデータマネジメントサービスを拡大していく考えである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SI》

 提供:フィスコ

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