トヨクモ Research Memo(6):ストック売上比率の高さと効率的な販売体制が強み
■事業概要
3. 強み
トヨクモ<4058>の強みは、「ストック売上比率の高さ」と「効率的な販売体制」である。同社の売上高の99.3%はストック売上となっており、ストック売上比率は非常に高水準である。継続的な売上が見込めるこのビジネスモデルは、同社の経営基盤の強化につながっている。販売体制はインターネットによる直接販売が主体であり、全体の63%を占めている。提案営業は行わずノンカスタマイズでソフトウェアを提供しているため、1契約当たりの獲得コストは低く抑えられている。案件の発掘は、ネットプロモーション、広告、イベント出展で行うことが多い。その後、見込み客がホームページに来訪してサービスの試用を行い、契約を締結する流れである。契約後のサポートについては、ホームページを充実させることや、電話やメール等で効率的に行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
《SO》
提供:フィスコ