貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8001 伊藤忠商事

東証P
7,540円
前日比
-41
-0.54%
PTS
7,551円
22:57 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.2 1.93 2.65 3.11
時価総額 119,501億円
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<動意株・7日>(大引け)=FJネクHD、ラウンドワン、ナルネットなど

 FJネクストホールディングス<8935>=上げ足強め昨年来高値更新。7日午後2時に24年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表。期末配当予想も増額しており、これらを評価した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は930億円から1000億円(前期比18.1%増)、経常利益予想は75億円から90億円(同9.5%増)に見通しを引き上げた。経常利益は減益予想から一転して増益を見込む。不動産開発事業において、資産運用型マンションの販売が計画を上回った。期末配当予想はこれまでの24円に特別配当2円を加え26円とした。年間配当予想は50円(前期比2円増配)となる。

 ラウンドワン<4680>=後場一段高で新値追い。同社はきょうの午前11時45分ごろ、2月の売り上げ状況(速報値)を公表。既存店売上高は前年同月比10.2%増となり、1月の伸び率(4.7%増)から拡大したことが好感されているようだ。うるう年で営業日が前年同月と比較して1日多かったことや、土日祝日数が1日多かったことなどを考慮すると実質で約6%増だったという。また、直近(2月26日~3月3日)の既存店売上高は前年同週比で約4%増になったとしている。

 ナルネットコミュニケーションズ<5870>=大幅高で続伸。伊藤忠商事<8001>と伊藤忠エネクス<8133>が6日、中古車販売のビッグモーター(東京都多摩市)の事業再建に向けた契約を関係者間で締結したと発表した。ナルネットは自動車メンテナンス受託事業などを手掛け、大株主は伊藤忠とエネクスが設立したMobility & Maintenance Japanとなっている。ナルネットに対しては、伊藤忠がビッグモーターの主要事業を引き継ぐことに伴う事業への好影響への思惑が一段と膨らむ形となり、資金流入を誘ったようだ。会社分割方式により、ビッグモーターの主要事業を新会社に承継する予定。今後、所定の条件が充足された後に、速やかに新会社として再出発を図るとしている。

 クシム<2345>=上昇加速で9連騰と異色の上げ足。ブロックチェーンの受託開発を行うほか、暗号資産に関するコンサルティングなど、ビジネスモデルを暗号資産分野に特化させ、業績立て直しを図っている。6日取引終了後、暗号資産交換所を運営する子会社Zaifがブロックチェーンを活用したeスポーツのオンライントーナメントプラットフォームを運営する韓国・SevenlineLabsと業務提携契約を締結したことを発表、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼び込む格好となっている。

 日本ラッド<4736>=上値追い鮮烈。株価は前日まで3営業日連続のストップ高に買われていたが、投資資金の攻勢は加速する一方で、きょうも前日比400円高はストップ高となっている。米国株市場ではエヌビディア<NVDA>の時価総額急増が刮目されるなか、同社株をシンボルストックに人工知能(AI)関連株への買い人気が際立つ。東京市場でもAI関連株への資金流入が際立っており、そのなかAIソリューションで強みを持つ日本ラッドは業績も絶好調で急浮上、チャットGPTを使った単一特許に対する要約アプリや、特許審査基準に対するQAアプリの開発などに成功している実績も評価され、生成AI関連の有力株として異彩人気となった。足もとの業績は主要顧客のシステム開発需要が急増していることに加え、IoTインテグレーションも組込ライセンス案件が飛躍的に伸び収益を押し上げている。24年3月期営業利益は期初見通しの1億5000万円から2億5300万円(前期比2.9倍)に大幅上方修正している。

 免疫生物研究所<4570>=ストップ高。6日の取引終了後、国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院との共同開発により、体外診断用医薬品の製造販売承認を取得したと発表。これを材料視した買いが集まったようだ。開発したのは「赤痢アメーバ抗体ELISA─IBL」。血清中の赤痢アメーバ抗体を検出する検査キットで、感染症を早期に発見できるようにする。現在、保険適用に向けて準備をしており、適用後に販売を開始する予定という。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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