ウエルシアが売り買い交錯、経営統合の協議開始でマーケットの視線集中
ウエルシアホールディングス<3141>は売り買い交錯も朝高後に軟化。28日取引終了後、同社とツルハホールディングス<3391>が経営統合の協議を開始することを発表した。ウエルシアの親会社として過半の株式を保有するイオン<8267>が、香港の投資ファンドから約1000億円でツルハHD株を取得し、その後は段階的にツルハHD株を買い増して統合を主導する計画。2027年末までに統合を終える見通しだが、今回の巨大統合が実現すればアジア展開も視野に入れる大規模なドラッグストアの誕生となり、ドラッグ業界再編の思惑と合わせマーケットの視線が集中している。ただ、発表自体はサプライズとなったものの足もとの株価は全般地合い悪に流される展開で、ツルハHDも下落している。
出所:MINKABU PRESS
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