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27日の株式相場見通し=頑強か、欧米株軟調も個別物色意欲は旺盛

 27日の東京株式市場は強弱観対立のなかも上値の重い地合いが想定され、日経平均株価が3万9000円台前半でもみ合う展開が予想される。前日の欧州株市場では独DAXが小幅ながら上昇し最高値を更新したが、仏CAC40は9日ぶりに反落し、その他の主要国株式市場も総じて軟調な値動きが目立った。米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数いずれも前の日の終値近辺での攻防となり、結局両指数ともにマイナス圏で着地している。NYダウは前週末時点で最高値更新を続けていたが、足もとで急ピッチな上昇に対する警戒感も拭えず、主力株を中心に利益確定売り圧力に押される展開を余儀なくされた。29日に発表されるPCEデフレーターを見極めたいとの思惑から、持ち高調整の売りも上値を重くした。欧米株市場が冴えない動きとなったことで、東京市場でも目先買い手控えムードが生じる可能性がある。ただ、そうしたなかも個別株の物色意欲は旺盛で、前日は半導体主力株が軒並み安かったにもかかわらず、日経平均は上昇指向を維持した。米国株市場でエヌビディア<NVDA>が上値追いを続けていることもあり、きょうは半導体関連株などが買い戻される展開となれば、全体指数も頑強な値動きを示す可能性がある。外国為替市場では1ドル=150円台で円安水準での推移となっていることも追い風となりやすい。

 26日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比62ドル30セント安の3万9069ドル23セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同20.572ポイント安の1万5976.251だった。

 日程面では、きょうは1月の全国消費者物価指数(CPI)、5年物クライメート・トランジション国債の入札など。海外ではハンガリー中銀の政策金利発表、1月の米耐久財受注額、12月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、2月の米消費者信頼感指数など。

出所:MINKABU PRESS

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