明日の為替相場見通し=150円台で上値追いに慎重な展開か
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、上値追いに慎重な展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=149円70銭~150円70銭。
米国市場は連休明けとあって、株式・債券相場をにらみながらの動きとなりそうだ。堅調な米経済指標が相次ぎ、利下げ開始時期に対する不透明感が意識されるなか、20日の東京時間では米長期金利が時間外取引で上昇し、ドル円相場をサポートした。もっとも、一段のドル高・円安の進行時には当局による円買い介入のシナリオへの警戒感が高まりやすく、上値を圧迫する要因となりそうだ。一方、日経平均株価が過去最高値近辺で高止まりを続けており、日本株が一段と上昇した際には、海外勢によるヘッジ目的の円売り需要が拡大するとの見方もあることから、積極的にドル売り・円買いに急ぐ姿勢も限られると想定されている。
海外ではこの後、ユーロ圏12月経常収支が公表されるほか、米1月コンファレンス・ボード景気先行指数が公表される。株式市場ではウォルマート<WMT>が決算を発表する予定となっている。
出所:MINKABU PRESS
米国市場は連休明けとあって、株式・債券相場をにらみながらの動きとなりそうだ。堅調な米経済指標が相次ぎ、利下げ開始時期に対する不透明感が意識されるなか、20日の東京時間では米長期金利が時間外取引で上昇し、ドル円相場をサポートした。もっとも、一段のドル高・円安の進行時には当局による円買い介入のシナリオへの警戒感が高まりやすく、上値を圧迫する要因となりそうだ。一方、日経平均株価が過去最高値近辺で高止まりを続けており、日本株が一段と上昇した際には、海外勢によるヘッジ目的の円売り需要が拡大するとの見方もあることから、積極的にドル売り・円買いに急ぐ姿勢も限られると想定されている。
海外ではこの後、ユーロ圏12月経常収支が公表されるほか、米1月コンファレンス・ボード景気先行指数が公表される。株式市場ではウォルマート<WMT>が決算を発表する予定となっている。
出所:MINKABU PRESS