i-plug---3Qも2ケタ増収、OfferBoxの売上高が順調に推移
i-plug<4177>は14日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比28.7%増の31.88億円、営業損失が2.11億円(前年同期は4.91億円の損失)、経常損失が2.12億円(同4.96億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が2.24億円(同4.85億円の損失)となった。
サービス別の売上高の概況について、OfferBox(早期定額型) の売上高は前年同期比36.5%増の22.28億円となった。2025年卒を対象とした早期定額型は、企業の早期利用ニーズを着実に取り込み、契約継続だけでなく、新規受注も好調に推移した。
OfferBox(成功報酬型)の売上高は前年同期比10.6%増の6.74億円となった。2024年卒を対象とした成功報酬型は、早期定額型利用企業の入社合意枠を超過した内定決定及び成功報酬型利用企業や紹介型利用企業における内定決定が前年を上回った。
eF-1G(適性検査)の売上高は同1.2%増の1.78億円となった。新卒採用における適性検査の受検数は前年並みに推移したが、適性検査の取得データを用いた分析サービス等を受注することができた。
その他の売上高は同80.0%増の1.07億円となった。前年度から新たに連結の範囲に含めた子会社(pacebox及びマキシマイズ)の事業や譲り受けた事業、新規事業等の売上高が含まれている。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比36.0%増の50.88億円、営業利益は0.79億円、経常利益は0.74億円、親会社株主に帰属する当期純利益は0.09億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ