ヒーハイスト---3Qは減収なるも直動機器が2ケタ増収に
ヒーハイスト<6433>は9日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.4%減の17.69億円、営業損失が0.99億円(前年同期は0.00億円の損失)、経常損失が0.95億円(同0.09億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.69億円(同0.01億円の利益)となった。
直動機器については、売上高は前年同期比12.2%増の12.43億円となった。生産力強化の結果、注文に対するタイムリーな納品対応が功を奏した。
精密部品加工については、売上高は前年同期比26.2%減の3.80億円となった。レース用部品の供給は本格復帰前の準備段階のため前年同期より減少した。
ユニット製品については、売上高は前年同期比4.1%減の1.45億円となった。中国市場の受注の停滞や、電子デバイス、液晶パネル等の生産設備投資の需要回復の遅れがあった。
2024年3月期通期の業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比7.5%減(前回予想比7.5%減)の22.71億円、営業損失が1.63億円、経常損失が1.60億円、親会社株主に帰属する当期純損失が1.17億円としている。
《SI》
提供:フィスコ