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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6440 JUKI

東証P
406円
前日比
+3
+0.74%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.44 7.59
時価総額 121億円
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<動意株・9日>(大引け)=JUKI、F&LC、サイオスなど

 JUKI<6440>=後場急伸。午後1時ごろに発表した24年12月期連結業績予想で、売上高1130億円(前期比19.3%増)、営業利益39億円(前期26億9900万円の赤字)と大幅増益を見込み、年間配当予想を前期比5円増の20円としたことが好感されている。前半は中国・東南アジアにおける需要回復の遅れや南アジアなどの新興国における外貨不足による設備投資の遅れを保守的に見込むものの、インド以西や中南米、東欧、アフリカなどの成長する経済圏における設備投資需要の拡大が見込まれるとしている。

 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>=急動意。この日午前、23年10~12月期連結決算を発表。売上高が前年同期比25.8%増の855億3300万円、営業利益が同3.9倍の61億2300万円となり、これを好感した買いが集まっている。主力の国内スシロー事業が好調で全体業績を大きく押し上げた。海外スシロー事業は増収減益、京樽事業は小幅減収・黒字転換となった。海外事業では中国大陸を中心に客数の落ち込みがあったという。なお、通期の増収・営業増益見通しに変更はない。

 サイオス<3744>=ストップ高。システムの構築及び販売を手掛けるシステムインテグレーターでオープンシステム基盤事業を主力とし、人工知能(AI)分野を深耕していることにも特徴がある。8日取引終了後に発表した23年12月期決算は営業損益段階で2億800万円の赤字(前の期は5億7200万円の赤字)となったが、トップラインは前の期比10%増の158億8900万円と2ケタ増収を確保した。前期の営業赤字は株価に織り込まれていたが、続く24年12月期は営業損益が2億5000万円の黒字を予想しており、改善色を強める見通しだ。更に今期は年間配当について前期実績から5円増配となる10円を計画しており、これも株価を強く刺激する格好となっている。

 永大産業<7822>=急伸。一気に昨年来高値を更新した。同社は8日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の3億円の赤字から2億円の黒字(前期は11億4300万円の赤字)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想は従来通り前期比3.2%増の720億円で据え置いた。主力の住宅資材事業が牽引し、売上高が計画通りに進捗していることに加え、販売価格の改定や運送費の減少などが利益を押し上げるとしている。

 ニーズウェル<3992>=急反発。上値のフシとなっていた800円ラインを突破し、一時100円高の889円まで駆け上がる場面があった。8日取引終了後に発表した24年9月期第1四半期(23年10~12月)決算は営業利益が前年同期比46%増の3億4800万円と大幅な伸びを達成、これを評価する形で買いを呼び込んでいる。システム開発及びソリューションを手掛け、金融や情報サービス企業などを主要顧客に需要を取り込んでいる。また、プライム上場で求められる「流通株式時価総額100億円以上」の基準をクリアすることを目指し、企業価値向上を目的に前向きな経営政策推進を標榜していることで、企業体質向上に向けた期待感も株価の刺激材料となっている。

 ミズノ<8022>=物色人気でストップ高。8日の取引終了後、24年3月期連結業績予想について営業利益を150億円から165億円(前期比27.5%増)へ上方修正すると発表。あわせて、配当予想を70円から120円(前期70円)へ増額修正しており、これらが好感されている。注力しているフットボールやインドアシューズなど、付加価値の高い競技スポーツ品の販売が世界的に拡大してきたことが業績を押し上げる。また、アジアや南米での販売が好調なことも寄与する。なお、売上高見通しについては従来予想の2250億円(同6.1%増)を据え置いた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:MINKABU PRESS

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