ADワークスグループ---第2次中期経営計画(2024年12月期-2026年12月期)
ADワークスグループ<2982>は8日、第2次中期経営計画(2024年12月期-2026年12月期)を発表。
同社の現状は、収益不動産販売事業への依存度が高く、鋭く効率的に業績を伸ばすことが可能な一方で、不動産セクターの環境に事業基盤が左右される、バランスシートリスク(市況リスク)が大きい、期間損益がボラタイルであるなどの懸念がある。
同社は、中長期的に、財務健全性維持、ノンアセット事業育成、安定収益UPに取り組み、Corporate Agility(耐久性、機動性、柔軟性)の獲得を目指す。Corporate Agility向上のための指標として、自己資本比率は30%程度を維持し、ノンアセット事業シェアは中長期的に30%を目指し、固定費カバー率は当面はモニタリングを行い、事業ポートフォリオの状況等踏まえて目標を定める。
同社の2013年からの期初計画達成率は、決算短信にて公表した期初計画をほぼ100%達成している。2023年12月期の税前利益の実績は20.66億円で、達成率は103%であった。
《SO》
提供:フィスコ