ネクソン大幅安、為替差損や減損響き23年12月期純利益下振れ
ネクソン<3659>が大幅安。8日取引終了後に発表した23年12月期連結決算は、売上高が前の期比19.7%増の4233億5600万円、純利益が同29.6%減の706億900万円だった。従来予想のレンジ(売上高4267億~4349億3800万円、純利益1213億5300万~1263億7400万円)から下振れして着地しており、これを嫌気した売りが出ている。
既存タイトルの成長や新作タイトルの業績貢献に加え、為替の好影響が全体を牽引した。一方、利益面では外貨建ての現金預金などで発生した為替差損や、持ち分法による投資の減損損失の計上が響いた。なお、24年12月期予想は非開示とした。今第1四半期の業績予想のみ開示し、2ケタ減収減益の見通しを示した。
あわせて自己株式の取得に関する方針を策定したと発表。今年2月9日から2027年2月8日までの3年間で総額1000億円の取得を目指す。このほか、2月29日付で発行済み株数の2.0%にあたる自社株を消却することを明らかにした。
出所:MINKABU PRESS
既存タイトルの成長や新作タイトルの業績貢献に加え、為替の好影響が全体を牽引した。一方、利益面では外貨建ての現金預金などで発生した為替差損や、持ち分法による投資の減損損失の計上が響いた。なお、24年12月期予想は非開示とした。今第1四半期の業績予想のみ開示し、2ケタ減収減益の見通しを示した。
あわせて自己株式の取得に関する方針を策定したと発表。今年2月9日から2027年2月8日までの3年間で総額1000億円の取得を目指す。このほか、2月29日付で発行済み株数の2.0%にあたる自社株を消却することを明らかにした。
出所:MINKABU PRESS