セレスが４日続伸、１０～１２月期ポイントサイト好調で２３年１２月期業績は計画上振れ

　セレス<3696>が大幅高で４日続伸している。７日の取引終了後、集計中の２３年１２月期連結業績について、売上高が従来予想の２４０億円から２４０億７０００万円（前の期比１７．２％増）へ、営業利益が１０億円から１１億１０００万円（同１０．９％減）へ、純利益が２億５０００万円から４億５０００万円（同９．８倍）へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。

　前年からの原価の期ずれによる粗利率の悪化が続いていたポイントサイト「モッピー」において、第４四半期（１０～１２月）に売上高が好調だったことにより想定を上回る粗利率の回復がみられたことが要因。また、同期間に暗号資産市場に復調の兆しがみられ、ビットバンクの持ち分法による投資利益を計上する見込みであることも寄与する。

出所：MINKABU PRESS