三菱重はプラスに転じる、第3四半期大幅増収増益と1株から10株への株式分割を好感
三菱重工業<7011>は後場プラスに転じている。午後1時30分ごろに発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高3兆2607億円(前年同期比11.0%増)、純利益1380億5000万円(同2.1倍)と大幅増収増益となったことが好感されている。
製鉄機械、物流機器、防衛・宇宙の各事業が売り上げを大きく伸ばしたことに加えて、工事採算の改善、サービス事業の拡大、価格の適正化、為替の影響などが寄与した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高を4兆3000億円から4兆4000億円(前期比4.7%増)へ上方修正し、純利益1900億円(同45.6%増)は従来見通しを据え置いている。
また、3月31日を基準日として、1株を10株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的としている。
出所:MINKABU PRESS
製鉄機械、物流機器、防衛・宇宙の各事業が売り上げを大きく伸ばしたことに加えて、工事採算の改善、サービス事業の拡大、価格の適正化、為替の影響などが寄与した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高を4兆3000億円から4兆4000億円(前期比4.7%増)へ上方修正し、純利益1900億円(同45.6%増)は従来見通しを据え置いている。
また、3月31日を基準日として、1株を10株に株式分割すると発表しており、これも好材料視されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的としている。
出所:MINKABU PRESS