セレンディップ・ホールディングス---昭和リースとテックマンロボットの従量課金型サブスクリプションサービス提供
セレンディップ・ホールディングス<7318>は5日、SBI新生銀行グループの昭和リースと、TechmanRobot Inc.製、アーム型協働ロボット(テックマンロボット)の従量課金型サブスクリプションサービス提供に関する契約を締結したことを発表。
テックマンロボットは、二次元カメラ及び画像処理AI機能を標準装備している協働ロボットで、製造現場における汎用的な自動化に適している。
エンドユーザーにとって同サービスは、月額固定の基本料金とロボットの稼働時間に応じて加算される従量課金の料金体系のため、労働力の変動費化が可能となり財務体質が安定する。また、1か月ごとの契約更新であるため、季節および繁閑変動に合わせてロボット使用台数を変更し、生産能力を過不足ない最適な状態に維持できる。ロボット導入リスクを最小化でき、製造現場の人手不足の早期解消を実現するためのロボット導入の迅速な意思決定が可能となる。
両社は、4月を目標に、同サービスの開始を目指す。ロボットの保有台数目標は、3年後に150台(総投資金額10.00億円)である。同社はサービス運営全般となる「プラットフォーム機能」及び製造現場へのロボット導入を促進する「コンサルティング機能」を担い、昭和リースは機材の「在庫所有機能」を担う。製造現場にとっては早期の課題解決を、両社にとっては収益の早期化、最大化を目指すことが本協業の狙い。両社は、マーケティングおよび営業活動において積極的な連携を図っていく。
《SI》
提供:フィスコ