貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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3659 ネクソン

東証P
2,197.0円
前日比
+48.5
+2.26%
PTS
2,230円
23:40 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
17.2 1.83 1.02 13.08
時価総額 18,495億円
比較される銘柄
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カプコン

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<動意株・2日>(大引け)=フィードワン、ABEJA、ファイズHDなど

 フィード・ワン<2060>=後場急伸。2日午前11時半、24年3月期の連結業績と配当予想の修正を発表。最終利益の見通しを23億円から48億円(前期比4.7倍)に引き上げ、過去最高益の更新を見込む。年間配当予想についてはこれまでの計画から2円増額の27円(同2円増配)に見直しており、材料視されたようだ。飼料事業と食品事業の収益環境が大幅に改善し、影響を業績予想に反映した。一方、今期の売上高予想は3230億円から3130億円(同1.7%増)に引き下げた。

 ABEJA<5574>=一時ストップ高。この日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募した「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/ポスト5G情報通信システムの開発」に、同社が提案した「LLMの社会実装に向けた特化型モデルの元となる汎化的LLM」が採択されたと正式発表しており、これを好感した買いが入っている。公募事業は、日本国内におけるポスト5G情報通信システムの開発・製造基盤強化を目指し、中核となる技術を開発する事業。今回の採択により、同社は日本語LLM(大規模言語モデル)及び周辺技術の研究開発を行うとともに、主にLLMの構築に必要な同社が支出する計算コストについて、NEDOから7億円規模の助成金の交付を受ける予定という。なお、計算コスト及び助成金は24年8月期業績予想には含まれておらず、業績へ与える影響は未定としている。

 ファイズホールディングス<9325>=上げ足強め5連騰。1日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高207億2100万円(前年同期比14.2%増)、営業利益10億4500万円(同14.9%増)と2ケタ増収増益となった。オペレーションサービスで、ネット通販会社向け物流センター、大手日雑メーカー向けセンター、大手流通業向けセンターなどを運営する既存事業所の受託業務が堅調に推移。また、トランスポートサービスでは配車プラットフォームサービスの取引社数及び成約件数が伸長し業績を牽引した。なお、24年3月期通期業績予想は、売上高280億円(前期比18.3%増)、営業利益14億円(同22.5%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、人材派遣業を展開するファインドオン(東京都千代田区)の全株式を2月28日の予定で取得し子会社化すると発表した。取得価額は1億6800万円。24年3月期業績への影響は軽微としている。

 ネクソン<3659>=物色の矛先向かいストップ高。中国国家新聞出版署が2日、海外オンラインゲームの32タイトルについて、2024年のライセンスを承認したと発表した。このなかに、ネクソンが手掛ける「アラド戦記(中国名:地下城与勇士)」の名が記載されており、収益貢献を期待した買いが集まったようだ。「三国志」シリーズのコーエーテクモホールディングス<3635>も大幅高となっている。

 はてな<3930>=物色人気。同社は1日取引終了後、自社提供するサーバー監視サービス「Mackerel(マカレル)」が、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の「AWS ISV ワークロード移行プログラム」のパートナー認定を取得したと発表。これが材料視されているようだ。「AWS ISV ワークロード移行プログラム」は、AWSが「顧客のワークロードのAWSへの移行を加速させる戦略及び実行に貢献する」と判断したサービスをパートナーとして認定するもの。「マカレル」のパートナー認定は日本企業初の事例だという。

 フタバ産業<7241>=上昇加速。トヨタを筆頭株主とする自動車部品メーカーで売上高の7割以上をトヨタ自動車<7203>向けで占めている。業績は絶好調で24年3月期営業利益は大幅過去最高更新が見込まれているが、合理化による利益率改善が進み足もとでは会社側の想定を更に上回って推移しているもようだ。そうしたなか、1日取引終了後に今期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の150億円から190億円(前期比2.5倍)に大幅増額した。これを受けて投資資金が集中する格好となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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