AIAIグループ---3Q増収・各段階利益が黒字化、新たにAIAI NURSERYの5施設開設や既存施設の園児数の増加
AIAIグループ<6557>は1日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の86.23億円、営業利益が2.95億円(前年同期は0.97億円の損失)、経常利益が2.25億円(同1.91億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.64億円(同7.29億円の損失)となった。
同社グループは、東京都、千葉県、神奈川県及び大阪府で認可保育所(AIAI NURSERY)と児童発達支援、放課後等デイサービス及び保育所等訪問支援を提供する多機能型事業所(AIAI PLUS)を主な業態として運営し、このエリアでは、「保育」と「療育」と「教育」の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」を展開している。
第3四半期末の運営施設数については、認可保育所4施設、多機能型事業所1施設を新規に開設し、認可保育所1施設を既存施設の定員数を拡大し移転した。これにより、同社グループは当第3四半期末時点で認可保育所86施設(東京都30施設、神奈川県3施設、千葉県42施設、大阪府11施設)、多機能型事業所18施設、サービス付高齢者向け住宅1施設、住宅型有料老人ホーム1施設、生活介護施設1施設の計107施設を営んでいる。
売上においては、新たにAIAI NURSERY5施設を開設したほか、既存施設の園児数の増加等により増収となった。また、前年度第2四半期以降の適正配置の推進以降採用を慎重に行なってきた一方で、AIAI NURSERYの運営改善等により営業利益は拡大した。
2024年3月期通期については、売上高が前期比4.4%増の113.00億円、営業利益が同333.6%増の3.50億円、経常利益が同69.3%増の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が2.00億円とする11月2日に修正した連結業績予想を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ