航空電子が急落、携帯・産業機器市場の需要低迷で4~12月期減収減益
日本航空電子工業<6807>が急落。29日取引終了後に23年4~12月期連結決算を発表。売上高が前年同期比6.8%減の1713億5000万円、純利益が同19.7%減の107億7700万円となっており、これが嫌気され売られている。
注力市場である携帯機器市場と産業機器市場での需要低迷が要因。米国子会社が保有する土地の一部売却による特別利益があったものの大幅減益を余儀なくされた。なお、通期の減収減益見通しに変更はない。
あわせて、2579万9906株(自己株式を除く発行済み株数の28.29%)を上限とする自社株TOBを実施すると発表した。親会社のNEC<6701>が応募する予定。これにより航空電子はNECの子会社から持ち分法適用関連会社になる見通し。NECによるTOBを期待していた向きの売りも出ているようだ。
出所:MINKABU PRESS
注力市場である携帯機器市場と産業機器市場での需要低迷が要因。米国子会社が保有する土地の一部売却による特別利益があったものの大幅減益を余儀なくされた。なお、通期の減収減益見通しに変更はない。
あわせて、2579万9906株(自己株式を除く発行済み株数の28.29%)を上限とする自社株TOBを実施すると発表した。親会社のNEC<6701>が応募する予定。これにより航空電子はNECの子会社から持ち分法適用関連会社になる見通し。NECによるTOBを期待していた向きの売りも出ているようだ。
出所:MINKABU PRESS