RIZAPグループ、chocoZAP事業の成長に向けて資本性劣後ローン等で50億円を調達
RIZAPグループ<2928>は1月29日、財務体質の強化ならびにchocoZAP事業の成長投資資金等の資金調達策の一環として、資本性劣後ローン等にて50億円を調達することを発表した。資本性劣後ローンは、元本の弁済期日の定めがなく、利息の任意繰延が可能なことなどから、国際会計基準(IFRS)における「資本性金融商品」に分類され、本資本性劣後ローンによる調達額は、連結財務諸表上、「資本」に計上されることから、このローンを活用することで同社は成長に必要な資金の確保と財務基盤強化を合わせて実現できることになる。
今回の資金調達はchocoZAPの既存店舗のサービス改善と新サービスの開発・導入を加速させることが目的であり、資金は瀬戸社長の資産管理会社CBM社から調達する。これにより同社はさらなる成長に向けた前倒しの投資が可能となる。なお金融機関からの調達等は従来通り進んでおり、多様化された資金調達策、機動的な資金調達策の一環として実施する。
《FA》
提供:フィスコ