橋本総業HD Research Memo(6):民間非住宅投資、公共投資、リフォームが堅調
■橋本総業ホールディングス<7570>の業績動向
1. 事業環境
2024年3月期第2四半期における日本経済は、世界的な情勢不安のもと、エネルギー不足・資源の高騰など不透明な状況が続いている。同社が属する建設業界は、住宅で持ち家が減少し貸家や分譲が増加する傾向は変わらず、オフィスビルは都市再開発への過剰投資で高い空室率が続いている。公共投資は予算があっても修繕インフラが中心である。このため、2023年度の民間住宅投資は横ばい、民間非住宅投資、公共投資、リフォームは前年比プラスで推移すると予想され、業界全体としてプラスで推移すると見込まれている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《SI》
提供:フィスコ