東京製鉄がしっかり、今期最終益予想引き上げと自社株買いの発表が支援
東京製鐵<5423>がしっかり。前週末19日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを245億円から265億円(前期比14.1%減)に引き上げた。また、取得総数55万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.50%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施も発表しており、これらが株価の支援材料となったようだ。
今期の売上高の見通しは3690億円から3670億円(前期比1.6%増)に引き下げた。4~12月期は売上高が前年同期比1.6%増の2766億2800万円、最終利益が同24.6%減の221億5100万円だった。建築案件の工期遅れの影響などにより、10~12月期は出荷数量が計画を下回ったものの、出荷価格は想定通りに推移した。エネルギーコストなどの購入単価の低減傾向が続いたことは、利益を押し上げる要因となった。第3四半期までの実績を踏まえ、通期の業績予想に織り込んだ。自社株の取得期間は1月22日から6月30日までとする。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高の見通しは3690億円から3670億円(前期比1.6%増)に引き下げた。4~12月期は売上高が前年同期比1.6%増の2766億2800万円、最終利益が同24.6%減の221億5100万円だった。建築案件の工期遅れの影響などにより、10~12月期は出荷数量が計画を下回ったものの、出荷価格は想定通りに推移した。エネルギーコストなどの購入単価の低減傾向が続いたことは、利益を押し上げる要因となった。第3四半期までの実績を踏まえ、通期の業績予想に織り込んだ。自社株の取得期間は1月22日から6月30日までとする。
出所:MINKABU PRESS