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サムティ---23年11月期は2ケタ増収、不動産開発事業・不動産ソリューション事業・海外事業が順調に推移


サムティ<3244>は15日、2023年11月期連結決算を発表した。売上高が前期比54.6%増の1,986.60億円、営業利益が同38.7%増の195.33億円、経常利益が同9.8%増の158.54億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.2%減の103.06億円となった。

不動産開発事業の売上高は前年同期比39.7%増の1,026.27億円、営業利益は同3.6%増の161.93億円となった。自社賃貸マンションブランド「S-RESIDENCE」シリーズ等の企画開発・販売を行っており、当年度においては、66物件の販売用不動産を販売した。

不動産ソリューション事業の売上高は同86.8%増の535.23億円、営業利益は同66.8%増の65.54億円となった。収益不動産等の取得・再生・販売を行っており、当年度において60物件の販売用不動産を販売した。

海外事業の売上高は同122.9%増の166.40億円、営業利益は12.37億円(前年同期は5.93億円の損失)となった。海外における投資、分譲住宅事業を行っており、2021年11月期より販売を開始したベトナム国ハノイ市におけるスマートシティ分譲住宅事業プロジェクトについては、販売が順調に進捗している。

不動産賃貸事業の売上高は同0.3%減の86.79億円、営業利益は同3.5%減の40.20億円となった。マンション、オフィスビル、商業施設の賃貸を行っており、当年度において物件取得が順調に推移し、53物件、合計約325億円の収益物件を取得したほか、54物件、合計約718億円の開発物件を竣工した。

ホテル賃貸・運営事業の売上高は同104.6%増の129.87億円、営業損失は10.86億円(同27.42億円の損失)となった。ホテルの賃貸及び管理を行っており、当年度において、「メルキュール東京羽田エアポート(東京都大田区)」等をはじめとした同社グループが参画するホテルは21物件となった。当年度は、全国旅行支援や、訪日外国人観光客の増加により、保有・運営ホテルの稼働率、客室単価は回復傾向となった。なお、「ホテルサンシャイン宇都宮(栃木県宇都宮市)」について、栃木県より宿泊療養施設確保の要請があり、同社グループとして、企業の社会的責任及び地域社会への貢献の観点から本要請を受け入れ、一棟全体を療養施設として栃木県に賃貸していたが、2023年4月1日より、宿泊療養施設としての賃貸を終了し、通常営業を再開している。

不動産管理事業の売上高は同10.4%増の42.02億円、営業利益は同38.6%減の4.76億円となった。マンション、オフィスビル、商業施設の管理を行っている。

2024年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.3%減の1,960.00億円、営業利益が同4.9%増の205.00億円、経常利益が同13.0%減の138.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.7%増の110.00億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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