貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3156 レスター

東証P
2,456円
前日比
+25
+1.03%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
8.6 0.77 4.89 6.45
時価総額 739億円

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<動意株・15日>(大引け)=フィルC、レスターHD、松屋など

 フィル・カンパニー<3267>=ストップ高人気。駐車場の上部空間を開発し貸店舗などの企画提案を行うというユニークな業態。業績は回復色が鮮明となっている。前週末12日取引終了後に発表した23年11月期の決算は売上高が前の期比36%増、営業利益が同27%増と高水準の伸びを達成したが、続く24年11月期も収益拡大を予想しており、売上高が前期比26%増の75億円、営業利益は同40%増の3億円を見込んでいる。好業績を背景に株主還元も強化し、前期に5円復配を行い今期も5円配を継続する見通しだ。これを評価する形で物色人気が集中し、前日比100円高はストップ高で寄り付き、その後も波状的な買いを呼び込んでいる。

 レスターホールディングス<3156>=最高値圏舞う。半導体関連の割安株として半導体商社株の人気が本格化している。そのなか、同社は熊本工場でTSMC<TSM>と連携するソニーグループ<6758>や米インテル<INTC>などの製品を取り扱うことで注目度が高く、経営戦略面でも電子・光学材料メーカーのデクセリアルズ<4980>と戦略的提携に向けた動きをみせるなど、業容拡大に野心的で将来的な成長期待が投資マネーを誘引している。一方で、株主還元にも前向きに取り組んでおり、配当利回りは前週末終値換算で4%強と際立っていた。新NISA導入で個別株も高配当利回り銘柄への関心が高まっており、これが同社株にとっても追い風となっている。

 松屋<8237>=大幅高で3連騰。前週末12日の取引終了後、24年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。経常利益の見通しを17億円から23億円(前期比8.8倍)に引き上げており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高は400億円から410億円(同19.2%増)に見直した。免税売上高が想定を上回って増加したという。3~11月期の売上高は前年同期比21.9%増の301億4300万円、経常損益は20億4700万円の黒字(前年同期は3億7900万円の赤字)となった。また、同社はB4F(東京都渋谷区)から、Eコマースに関する事業を取得することで基本合意したと発表。業績に及ぼす影響については精査中とした。

 IGポート<3791>=ストップ高。前週末12日の取引終了後、24年5月期の連結業績予想について、営業利益を7億4800万円から8億9100万円(前期比10.1%減)へ、純利益を6億4600万円から10億900万円(同31.7%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を33円から52円へ引き上げたことが好感されている。映像制作事業で売上原価の計上が少なくなり、売上高(進捗基準)が想定を下回る見込みとなることから、売上高は106億3800万円から104億4000万円(同6.5%減)へ下方修正した。ただ、出版事業及び版権事業の売上高が計画を上回る見込みであるほか、投資事業組合運用益の計上や、漫画家移籍による補填金の計上などがあり、利益は上方修正した。

 立花エレテック<8159>=急伸。昨年来高値3200円を視界にとらえる人気となっている。三菱系のエレクトロニクス商社で電子技術商社として200人を超える技術者を抱えている点がポイント。ルネサスエレクトロニクス<6723>の製品取り扱いを主軸に車載系半導体に強く、自動運転分野の進展や電気自動車(EV)シフトの流れが追い風となっている。PER、PBRともに低く、配当利回りも高水準で、半導体関連の割安株として投資資金の攻勢が本格化している。

 ケイブ<3760>=物色の矛先向かいストップ高。スマートフォンゲームなどオンラインゲームの開発及び運営を手掛け、ライブ配信サービスなども展開している。業績は苦戦が続いていたが、前期を境にトップラインが急増し損益も急改善している。前週末12日取引終了後に発表した24年5月期上期(23年6~11月)決算は営業損益が5億6000万円の黒字(前年同期は15億1100万円の赤字)となり、これを受けて上値を見込んだ投資資金が流入している。21年7月から開発を進めていた「東方Project」のIP許諾を受けた新規ゲーム「東方幻想エクリプス」を昨年11月にリリース、立ち上がり絶好調となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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