G-BBDI Research Memo(10):「環境」「社会貢献」「ガバナンス」の3つのテーマで積極的に取り組む
■SDGsの取り組み
BBDイニシアティブ<5259>は持続可能な社会の実現に向けて、「環境」「社会貢献」「ガバナンス」の3つのテーマについて積極的に取り組んでいく方針を明らかにしている。具体的な取り組み内容については以下のとおり。
(1) 環境
環境への取り組みについては、社内での会議や商談などでタブレット等を活用することでペーパーレス化を推進しているほか、クールビズやウォームビスを実施することで事業所内の空調エネルギーの消費量を削減し、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいる。
(2) 社会貢献
「Knowledge Suite」の普及拡大を図ることで、中小企業が抱える人手不足や生産性向上、テレワーク推進といった課題を解消し、働き方改革を支援しているほか、常にユーザーファーストの姿勢で顧客が必要とする製品の開発・改良を行い、運用サポート等のサービスを通じて日本経済を支える中小企業の活性化を支援している。
また、従業員に対しては社員一人ひとりが最大限に「能力」を発揮できるように各種教育・研修制度、フレックスタイム制の導入やテレワーク等を推進しているほか、女性の活躍支援のための取り組みとして出産・育児等のライフステージに合わせた柔軟なワークスタイルの実現に向けた働きやすい環境づくりに努めている。
(3) ガバナンス強化
コーポレートガバナンスを指標とし、将来的に持続可能な社会を構築できる企業を目指しており、コンプライアンス規程の制定・徹底を行い、社員教育の実施やグループ会社との連携強化に努めている。コンプライアンスの強化にあたっては、従業員全員に社会良識に基づき行動するよう「就業規則」「コンプライアンス規定」を定め、研修や意識啓発を通じて周知徹底を図っている。また、情報セキュリティ対策やプライバシー保護に関する取り組みについても、年1回の社内研修を実施し、社員へ徹底して周知している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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提供:フィスコ