MS&ADやかんぽ生命が堅調、超長期金利の上昇による運用環境好転への期待続く
MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>やかんぽ生命保険<7181>が堅調。東証の業種別指数で「保険業」が上昇率上位に入っており、生損保株の頑強な動きが続いている。27日に日銀が2024年1~3月の国債買い入れオペを巡り、超長期債の買い入れ回数を減らす方針を示し、28日以降、超長期金利に上昇圧力が掛かっている。29日も20年国債と30年国債の利回りは上昇。生損保各社の運用ポートフォリオにプラス効果をもたらすとの見方から物色されているようだ。SOMPOホールディングス<8630>やT&Dホールディングス<8795>、第一生命ホールディングス<8750>も高い。
出所:MINKABU PRESS
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