ステップ Research Memo(9):SDGsの取り組みとして地産地消の電力メニューを活用し再生可能エネルギー導入
■SDGsの取り組みについて
ステップ<9795>はSDGsに関する取り組みの1つとして、2021年10月より本社ビル(神奈川県藤沢市)で使用する電気について、神奈川県営の水力発電所で発電した再生可能エネルギー「アクアdeパワーかながわ」を導入した。神奈川県と神奈川県企業庁、東京電力エナジーパートナー(株)が2020年4月より供給を開始した地産地消の電力メニューで、県内11ヶ所の県営水力発電所で発電した電気を供給することで、事業者のCO2排出量削減につなげている。同社では今回の取り組みにより、本社ビルの電気使用に伴うCO2排出量ゼロを実現し、年間約158トン※のCO2排出量を削減するとともに、電気料金の支払いを通じて神奈川県の環境保全事業に貢献している。
※2020年度の年間使用電力量実績を基に算出。
また、2022年10月に神奈川県が発行するグリーンボンドを購入した。同グリーンボンドは神奈川県が推進する「神奈川県水防災戦略」における河川・海岸・砂防に関する新たな事業資金として充当される。同社は投資という形で、持続可能な社会の実現に貢献している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
《AS》
提供:フィスコ