川崎汽など海運株が軒並み安、「マースクが紅海経由でコンテナ船数十隻運航」と伝わる
川崎汽船<9107>や商船三井<9104>、日本郵船<9101>が軒並み安となり、東証の業種別指数で「海運業」は下落率でトップとなった。デンマークの海運大手APモラー・マースクが27日、今後数日から数週の間に、スエズ運河と紅海を経由してコンテナ船を数十隻運航することを計画していると明らかにしたと報じられている。紅海ではイエメンの親イラン武装組織フーシによる商船攻撃が相次ぎ、海上運賃の上昇の思惑が広がるなか、マースクは24日にも船舶航行再開に向けた準備を進めていることを明らかにしていた。海運大手の方針に変化がないとの受け止めから、海上運賃上昇を巡る思惑も再び後退する形となり、海運株への売りを促したようだ。
出所:MINKABU PRESS
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