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外為サマリー:一時141円10銭台に軟化、予想を上回る鉱工業生産を受け円買い流入

 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=141円58銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円20銭弱のドル安・円高となっている。

 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=141円83銭前後と前日に比べて60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米12月リッチモンド連銀製造業景況指数が低調だったことや、米長期金利の低下が影響し、一時141円55銭まで軟化した。

 日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場も軟調な展開となっている。経済産業省が朝方発表した11月の鉱工業生産指数(速報値)が前月比で0.9%の低下と市場予想(1.7%の低下)を上回ったことも円買いにつながっているようで、午前9時00分過ぎには141円17銭まで下押す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1115ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0075ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円38銭前後と同25銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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