フリービット---web3によるステークホルダーコミュニティ実証実験「One Vision」を開始
フリービット<3843>は8日、独自モバイルレイヤ1ブロックチェーン「TONE Chain」を活用したweb3によるステークホルダーコミュニティ実証実験「One Vision」を開始すると発表。
スマートフォン上で動作するレイヤ1ブロックチェーン「TONE Chain」を全株主に対して開放し、さらに株主優待として、自身のスマートフォンで簡単に動作する「株主NFT」を進呈する。
これにより、フリービットの株主は、既存の株主優待に加え、株主自身のスマートフォンで、充電中に「TONE Chain」を動作させることで「TONE Chain」のシーリング(マイニング)に参加し、「TONE Coin」による報酬を得ることができる。
また「株主NFT」を取得し、簡単な登録手続きをすると、フリービットグループの先進的な実証実験サービスに参加することができる。
実証実験としては、TONE Care(医師等によるオンライン健康相談サービス。ビデオ通話、チャットでの相談が可能)、TONE Lifelog(ライフログとして自己の活動量等を数値化し10大疾患等の発生傾向に対する健康状態の管理ができるサービス)、TONE カメラ(エッジAIにより自画撮り被害などを防止するオリジナルカメラ機能)、フリービット株主DAO(株主とフリービットの意見交換の場の提供サービス)がある。
「TONE Chain」は、「顧客(B2C型)」にあたるトーンモバイルのユーザーかつユーザー協力型実証実験プロジェクト「TONE Labo」に参加した方を対象にすでに開放されており、ノード数において世界4位レベルの規模に到達している。
今回の発表で、さらに新しく「株主」というステークホルダーがコミュニティに参加することになる。また、フリービットでは、今後第三のステークホルダーである「従業員」も「TONE Chain」に参加できるようにすることを検討しており、フリービットに関わる、顧客、株主、従業員がコミュニティを一つのビジョンとして共有し、世界規模のレイヤ1ブックチェーンを運営していく予定。
これにより、フリービットのステークホルダーコミュニティは、web3時代の新しいステークホルダーコミュニティを基盤に、スマートフォンの待機電力とCPUを利用した究極に地球にやさしいブロックチェーンネットワークを維持するという重要な社会実験に貢献し、世界一規模の「非中央集権化」を実現したブロックチェーンコミュニティを目指していく。
《SO》
提供:フィスコ