TOKAIホールディングス---静岡県藤枝市の災害時医療救護体制における情報伝達手段のDX化に向けた実証実験を実施

TOKAIホールディングス<3167>は6日、子会社のTOKAIケーブルネットワークが、ソフトバンク<9434>と連携して静岡県藤枝市における災害時の情報伝達手段として、ビジネスチャットアプリの「LINE WORKS」を活用する実証実験を行うと発表した。

現在の災害時における主な情報伝達手段である防災行政無線や衛星携帯電話などでは、1対1での情報伝達となってしまうこと、悪天候時や屋内での利用ができないこと、聞き逃しが発生すること、雑音が入ることなどを理由に、迅速かつ確実な情報伝達が難しいことが課題として挙げられる。
今回の実証実験では、「LINE WORKS」による情報伝達の効率性（同時性）及び正確性が、災害時における医療救護の現場で有効に機能することを検証する。あわせて、災害時にWi-Fi環境が喪失してしまった場合や、モバイル通信の電波が届きにくい中山間地域にて災害が発生した場合を想定し、車載型衛星データ通信によるWi-Fi環境の構築についても検証を行うとしている。

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　提供：フィスコ