ポラリス・ホールディングス---フィーノホテルズ、大阪市のホテルの運営委託契約の一部を変更する覚書を締結
ポラリス・ホールディングス<3010>は30日、子会社のフィーノホテルズが運営委託契約を締結している大阪府大阪市中央区に建設予定の宿泊特化型ホテル(本館ホテル)の建物の追加並びに運営客室数を変更するため、同運営委託契約の一部を変更する覚書を締結することを発表。
追加される建物のホテルの仮称は、KOKO HOTEL大阪日本橋なんばアネックスで、本館ホテルに至近の立地である。客室数65室の鉄筋コンクリート造14階建の建設を予定している。2025年春に運営を開始する予定である。255室の本館ホテルと合わせると、全320室の規模のホテルとなり、効率的で収益性の高いホテル運営が可能となる。
同アネックスホテルは、同社が東京の浅草エリアで展開している「KOKO HOTEL」ブランドのサブブランドである「KOKO HOTEL Residence」のコンセプトに沿った設計とする予定で、客室は4~6名宿泊可能であり、ミニキッチン、冷蔵庫、洗濯乾燥機、食器類やダイニングテーブル等を備えている。大阪エリアのインバウンド需要を更に幅広く有利に取り込むことができる。
「KOKO HOTEL Residence」のコンセプトに沿ったホテルは東京以外のエリアでは初の出店となり、認知度の向上が期待できる。同ホテルの運営開始後の同社の運営客室数は8,525室となる見込みで、運営プラットフォームの更なる拡大、「KOKO HOTEL」のサブブランドの拡充、及び将来に向けた同社の成長の継続が実現する。
《SI》
提供:フィスコ