信用
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4308 Jストリーム

東証G
363円
前日比
+3
+0.83%
PTS
362円
09:36 11/25
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.7 0.88 3.86
時価総額 102億円
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イード, 
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Jストリーム Research Memo(2):企業向けに動画ソリューション事業を幅広く展開


■事業内容

1. 会社概要
Jストリーム<4308>は、企業向けに動画ソリューション事業を幅広く展開し、インターネットで動画を配信するための各種ソフトウェアやネットワーク、様々なノウハウを提供している。主力サービスは、動画配信に必要なすべての機能を装備する動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」、及び大量のアクセスにも対応可能なCDN※サービス「J-Stream CDNext」である。いずれも自社で開発・構築したサービスで、デバイス・環境を選ばずに高速かつ安定して大量に配信できる。また同社は、一般企業には難しいと言われる「ライブ配信サービス」も提供しており、医薬業界、エンターテイメント企業を中心に高い評価を得ている。そのほか動画などのコンテンツ制作や、コンテンツを配信するためのWebサイトやシステムの制作・開発・運用なども行っている。


※CDN(Content Delivery Network):動画などのコンテンツをインターネット経由で効率よく配信するために最適化された分散型ネットワークのこと。サーバーの分散により大量のアクセスに耐えることができる。


ISDN※1が先進的とされた1997年に、同社は世界で初めてインターネットを利用したストリーミングによる動画や音楽の配信を行うことを目的に、トランスコスモス<9715>、国際電信電話(株)(現KDDI<9433>)、(株)NTTPCコミュニケーションズ、米Progressive Networks, Inc.(現Real Networks, Inc.<RNWK>)の出資により、「リアル・ストリーム株式会社」として設立された。その後、Webや動画の制作、システム開発といった新たなサービスを追加して利便性を高めるとともに動画配信のパイオニアとして常に最新の技術を取り入れ、最先端のソリューションを提供できる体制を作り上げてきた。近年、あらゆるデバイスがインターネットを通じて高速でつながり、5GやXR※2といった最新技術が加速度的に進化するなど、インターネット周辺の環境が著しく進化している。そこへコロナ禍が重なって動画を利用したコミュニケーションが活性化し、動画配信市場は急速に拡大した。現在、市場は本格的なアフターコロナへ向けて一時的な踊り場にあるが、中長期的には引き続き力強い成長が期待されている。同社はそうした市場で、今後も最先端の動画ソリューションを提供し、動画を利用したコミュニケーションの活性化に貢献することで、「もっと素敵な伝え方を。」というコーポレートメッセージを体現する考えである。

※1 ISDN(Integrated Services Digital Network):統合デジタル通信網。
※2 XR(Cross Reality):VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)など現実と仮想世界を融合して新しい体験を作り出す技術の総称。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SO》

 提供:フィスコ

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