東エレクは反発し2万4000円台を回復、半導体市況底入れで買い戻し圧力働く
東京エレクトロン<8035>は反発スタート。2万4000円台を回復し、11月20日につけた上場来高値2万4470円を視界に入れる展開。22日の米国株市場ではNYダウなど主要株価指数が揃って上昇し、半導体関連も米画像処理半導体大手エヌビディア<NVDA>は値を下げたものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅ながら上昇した。半導体メモリー市況は底が入ったとの認識が広がっており、東京市場でも同関連株を買い戻す動きが活発だ。東エレクについては今月に入ってから急ピッチの株価上昇を続けていることで目先高値警戒感や、一部調査機関による投資判断引き下げの影響も出ているが、信用倍率が1倍を下回るなど売り長であり、貸株調達による機関投資家の空売りなども想定されるなかでショートカバーの動きが株価に浮揚力を与えている。
出所:MINKABU PRESS
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