外為サマリー:一時150円70銭台に戻す、時間外で米金利低下が一服
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円57銭前後と前日の午後5時時点に比べて80銭程度のドル安・円高となっている。
16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円73銭前後と前日に比べて60銭強のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された複数の米経済指標が低調な内容だったことを受けて米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いで一時150円29銭まで軟化した。
ただ、この日の時間外取引では米長期金利の低下は一服しており、東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。日米の金融政策の方向性の違いから下値ではドル買い・円売りが入りやすい面もあるようだ。朝安の日経平均株価が上げに転じたことを手掛かりとしたリスクオンのドル買いもみられ、午前9時40分過ぎには150円77銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0853ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円41銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
16日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=150円73銭前後と前日に比べて60銭強のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された複数の米経済指標が低調な内容だったことを受けて米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識したドル売り・円買いで一時150円29銭まで軟化した。
ただ、この日の時間外取引では米長期金利の低下は一服しており、東京市場のドル円相場は下げ渋る展開。日米の金融政策の方向性の違いから下値ではドル買い・円売りが入りやすい面もあるようだ。朝安の日経平均株価が上げに転じたことを手掛かりとしたリスクオンのドル買いもみられ、午前9時40分過ぎには150円77銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0853ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円41銭前後と同70銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS