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今日の為替市場ポイント:米長期金利反発でドル売り抑制の可能性


15日のドル・円は、東京市場では150円29銭から150円76銭まで反発。欧米市場では一時150円06銭まで下落したが、151円42銭まで反発し、151円38銭で取引終了。本日16日のドル・円は主に151円台で推移か。米長期金利の反発を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは抑制される可能性がある。

報道によると、イスラエルとイスラム組織ハマスの交渉を仲介するカタールは、3日間の停戦と引き換えにハマスが拘束している人質約50人を解放する案を提示し、停戦合意の形成を模索しているようだ。ただ、関係筋によるとイスラエルはこの提案に合意していないもよう。イスラエル側は拘束されている人質全員の解放を要求しているとみられる。一方、国連安全保障理事会はガザ地区におけるイスラエルとイスラム組織ハマスの武力衝突を巡り、人道支援のアクセスを可能にするため十分な日数の戦闘休止を求める決議案を賛成多数で採択しており、一定期間の停戦が実現する可能性は残されているとみられる。外為市場では停戦合意の場合、リスク選好的な円売りがやや強まる可能性があるとの声が聞かれている。

《CS》

 提供:フィスコ

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