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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2676 高千穂交易

東証P
3,840円
前日比
-20
-0.52%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.0 2.16 4.17 4.55
時価総額 391億円
比較される銘柄
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個人投資家・有限亭玉介:生成AIと半導体の需要増で「商社」に注目したい理由とその注目株【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年11月6日11時に執筆

11月に入り、秋らしい気温になってきましたな。10月末のFOMCと日銀金融政策決定会合を通過して相場が湧いているようですが、あたくしは引き続きAI・半導体関連をチェックしておりますよ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

生成AIに関連したAI半導体で思惑のある銘柄などは以前よりこちらの記事で取り上げてきました。ただ日本の半導体を取り巻く環境については未だ不透明な部分が多く、業界の行く末を懸念する声がある事は皆様もご承知かと思います。

確かに米エヌビディアに対抗できる企業が日本には存在していません。ただ、半導体の製造装置や材料まで視野を広げれば、高シェアを有する日本企業があるのも事実です。日本企業なくして、半導体を製造するのは不可能と言えるでしょう。世界的な半導体企業の工場も日本は有しており、業界全体を見れば日本企業の強みは存在しています。

さらにここ最近の為替を考慮すると、半導体を取り扱う商社の躍進も気になるところですな。これほど複雑な半導体業界ですので、開発競争が激化するほど業界のノウハウを知る半導体商社は、サプライチェーンを円滑化する上で欠かせない存在と言えます。半導体の進歩に追随する形で、商社もM&Aなどで競争力を高めていくかもしれません。

アフターコロナで在庫調整を警戒して消極的な業績予想を出していた半導体商社もあると思われます。しかし、これから需要拡大が見込まれる先端半導体になるほど量産化に技術を要し、仕入れ競争が激化するとあたくしはイメージしております。そこでまた商社の存在感が高まるというわけですな。さて、今回は半導体をはじめ、電子部品商社を中心に注目して参ります。

まず。半導体・電子部品の商社である佐鳥電機<7420>は、10月12日に決算と併せて上方修正を発表すると動意しました。一時的ですが株価2000円を超えたのは2007年以来との事で、これから下値を切り上げるか注視です。

電子デバイス事業や情報ネットワークソリューションサービス事業を手掛ける都築電気<8157>も10月31日に好決算を発表しました。PER・PBRは割安水準で、チャート(日足)は25日線を上回るか監視中。

6月にもご紹介しました高千穂交易<2676>は、10月20日に上方修正を発表しました。円安と半導体・電子部品の受注残の取り込みが進んで業績寄与した模様。11月7日の決算発表を通過して、年初来高値を更新できるか…。24年3月期は過去最高益を更新する見通しです。

三菱電機系の商社であるRYODEN<8084>は、10月30日の決算で上方修正と増配を発表しました。PBRは1倍割れですので、株主還元策が発表される可能性もあるか。直近の地合い悪化で一時的に75日線を割りましたが、その後は反発しております。

独立系半導体商社の丸文<7537>は、3月以降から軟調な値動きとなっていました。そこから一転、10月31日の決算で上方修正すると息を吹き返したようですねぇ。上方修正した2Qの営業利益を見ると予想と実績に倍近い差がありますので、半導体需要が急拡大したように思えます。同社もPBR1倍割れ銘柄ですな。

最後は電子部品・機器商社の萩原電気HD<7467>です。直近で下値を切り上げると年初来高値を更新しましたな。昨年から形成している長期の上昇トレンドは11月10日の決算発表後にどうなるか監視を強めて参ります。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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