プログリット Research Memo(7):2024年8月期は20%超の増収増益を予想
■今後の見通し
1.2024年8月期の業績見通し
プログリット<9560>の2024年8月期の業績は、売上高3,800百万円(前期比25.7%増)、売上総利益2,660百万円(同24.2%増)、営業利益610百万円(同22.7%増)、経常利益610百万円(同23.7%増)、当期純利益440百万円(同21.9%増)と、売上高及び各利益において20%超の増収、増益を見込んでいる。英語コーチングサービスにおいては、コンサルタントを13~18名純増し15~20%成長させるほか、サブスクサービスにおいては、新規会員数を積み上げ45~55%成長を目指す。コンサルタントの人員増や2023年9月からの一律給与引上げなどにより英語コーチングサービスの原価率が上昇し、売上総利益率は70.0%と同0.8pt低下する見込みである。また、業務委託のエンジニアの社員化を含めて、サブスクサービス開発チームにおいて10名程度、管理部門の人員を数名程度増員するほか、第2四半期にリリース予定の新サービス「スピフル」(スピーキング特化型サービス)、「プログリットAI英会話(仮称)」(AI英会話サービス)の開発・運用費用などを約90百万円織り込んでいるため、営業利益率は16.1%と同0.3pt低下する見込みである。ただし、新サービスによる売上高は計画に含めていない。尚、新サービスへの投資を考慮せず既存サービスのみで見た時の営業利益率は18.4%と同2.0pt上昇する計画となっている。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
《SI》
提供:フィスコ