ロームはしっかり、今期業績予想引き下げも悪材料出尽くしで米SOX高追い風
ローム<6963>はしっかり。1日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しは700億円から590億円(前期比26.6%減)に引き下げた。民生機器などの市場が上期(4~9月)に減速したことが響く。もっとも業績の下振れは株価に一定程度、織り込まれていた。1日の米国市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%を超す上昇となったこともあって、押し目買いを集めたようだ。
今期の売上高の見通しは5400億円から5000億円(同1.6%減)に減額した。下期の想定為替レートは1ドル=140円とする。また、ロームは2日に開示した決算説明会資料のなかで、東芝<6502>への出資に関する財務計画を示し、金融機関5社によるブリッジローン3000億円のほか、今後1年をメドにパーマネントファイナンス(長期の資金調達)を実施する方針を明らかにしている。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高の見通しは5400億円から5000億円(同1.6%減)に減額した。下期の想定為替レートは1ドル=140円とする。また、ロームは2日に開示した決算説明会資料のなかで、東芝<6502>への出資に関する財務計画を示し、金融機関5社によるブリッジローン3000億円のほか、今後1年をメドにパーマネントファイナンス(長期の資金調達)を実施する方針を明らかにしている。
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