ソシオネクスが下げ転換、業績・配当予想引き上げ株式5分割発表も個人投資家の売り膨らむ
ソシオネクスト<6526>が朝高後下げに沈んだ。31日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を上方修正した。最終利益の見通しを175億円から225億円(前期比13.8%増)に引き上げた。減益予想から一転して増益を見込む。また12月31日を基準日として、24年1月1日付で1株を5株に分割する。年間配当予想は、株式分割前のベースで20円増額し230円(前期比20円増配)とした。これらを好感した買いが先行したものの、足もとでは小型グロース株の下落が個人投資家の心理を悪化させており、ソシオネクスに対し利益確定目的の売りを促す要因となったようだ。
今期の売上高予想は2000億円から2140億円(前期比11.0%増)に増額した。新製品開発と量産が順調に進み、円安が進行したことも寄与する。9月中間期の売上高は前年同期比41.3%増の1169億8800万円、最終利益は同52.7%増の152億9300万円だった。
出所:MINKABU PRESS
今期の売上高予想は2000億円から2140億円(前期比11.0%増)に増額した。新製品開発と量産が順調に進み、円安が進行したことも寄与する。9月中間期の売上高は前年同期比41.3%増の1169億8800万円、最終利益は同52.7%増の152億9300万円だった。
出所:MINKABU PRESS