<注目銘柄>=GAテクノ、構造改革奏功し中期高成長へ
GA technologies<3491>は、年初来安値圏の1000円台前半でのもみ合いを続けているが、業績拡大期待を背景に先高感は根強く、下値拾いの好機だろう。
同社は、不動産投資ポータルサイト「RENOSY」の運営と、不動産賃貸・管理業界向けSaaS製品の販売・開発などが主な事業。9月14日には、第3四半期累計(22年11月~23年7月)決算の発表と同時に23年10月期連結業績予想について、事業利益を16億円から21億5000万円(前の期比2.1倍)へ上方修正した。
同社は2年前、21年10月期業績予想を下方修正したことをきっかけに、トップラインの成長と収益性のバランスを確実に取る戦略に舵を切っており、この構造改革の効果が結実した格好だ。RENOSYマーケットプレイス事業で手数料改善施策の効果が期待できるほか、サブスクリプションの伸長も寄与。また、不動産SaaSであるITANDI事業で、獲得社数が増加していることも貢献する。更に、不採算事業から撤退し、RENOSYとITANDIにリソースを集中したことも奏功している。
これらの構造改革の効果は、24年10月期以降も継続するとみられている。また、コストコントロールをきかせつつ、セールス人員の増強を図っており、これも中期的成長に貢献しよう。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は、不動産投資ポータルサイト「RENOSY」の運営と、不動産賃貸・管理業界向けSaaS製品の販売・開発などが主な事業。9月14日には、第3四半期累計(22年11月~23年7月)決算の発表と同時に23年10月期連結業績予想について、事業利益を16億円から21億5000万円(前の期比2.1倍)へ上方修正した。
同社は2年前、21年10月期業績予想を下方修正したことをきっかけに、トップラインの成長と収益性のバランスを確実に取る戦略に舵を切っており、この構造改革の効果が結実した格好だ。RENOSYマーケットプレイス事業で手数料改善施策の効果が期待できるほか、サブスクリプションの伸長も寄与。また、不動産SaaSであるITANDI事業で、獲得社数が増加していることも貢献する。更に、不採算事業から撤退し、RENOSYとITANDIにリソースを集中したことも奏功している。
これらの構造改革の効果は、24年10月期以降も継続するとみられている。また、コストコントロールをきかせつつ、セールス人員の増強を図っており、これも中期的成長に貢献しよう。(温羅)
出所:MINKABU PRESS