1日の株式相場見通し=大幅続伸、米株高と円安背景に買い戻し加速
1日の東京株式市場は主力株中心に幅広い銘柄を買い戻す動きが強まり、日経平均株価は大幅高で続伸する展開が見込まれる。フシ目の3万1000円台を大きく回復する可能性が高そうだ。前日の米国株市場ではNYダウが続伸、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は3日続伸となった。翌日にFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見を控え、これまでに積み上がっていた空売りポジションの買い戻しが全体相場を押し上げる形となった。FOMCでは政策金利の据え置きが予想されており、波乱要素に乏しいとの見方が強まっている。これを受けて東京市場でも戻り足に弾みがつきそうだ。外国為替市場で円安が急速に進んでいることも輸出セクター中心に追い風要因となる。前日の東京市場では空売り比率が高水準に膨らんでいたことで買い戻しを誘発したが、きょうはその流れが加速する可能性がある。取引時間中は米株価指数先物やアジア株の動向にも左右されやすく、買い一巡後の動きが注目される。個別では本格化する企業の決算発表に絡み、株価の明暗が分かれることになりそうだ。
31日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比123ドル91セント高の3万3052ドル87セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同61.755ポイント高の1万2851.238だった。
日程面では、きょうは10月の新車販売台数、10月の軽自動車販売台数など。海外では10月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、10月のADP全米雇用リポート、10月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、9月の米雇用動態調査(JOLTS)、9月の米建設支出、米FOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見など。また、ブラジル中銀が政策金利を発表。フィリピン市場は休場となる。国内主要企業の決算発表では、トヨタ自動車<7203>、日本製鉄<5401>、アステラス製薬<4503>などがある。
出所:MINKABU PRESS
31日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比123ドル91セント高の3万3052ドル87セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同61.755ポイント高の1万2851.238だった。
日程面では、きょうは10月の新車販売台数、10月の軽自動車販売台数など。海外では10月の財新中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、10月のADP全米雇用リポート、10月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数、9月の米雇用動態調査(JOLTS)、9月の米建設支出、米FOMCの結果公表とパウエルFRB議長の記者会見など。また、ブラジル中銀が政策金利を発表。フィリピン市場は休場となる。国内主要企業の決算発表では、トヨタ自動車<7203>、日本製鉄<5401>、アステラス製薬<4503>などがある。
出所:MINKABU PRESS