アートネイチャー---2Q売上高は前年並み、業績や毛髪業界シェアの伸長・新領域事業の拡充を推進
アートネイチャー<7823>は30日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.1%減の212.70億円、営業利益が同19.3%減の19.14億円、経常利益が同17.3%減の19.63億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.4%減の12.08億円となった。
本年度を初年度とする中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」を策定し、グループの強みを活かしてさまざまな課題に挑戦し、業績や毛髪業界シェアを伸長させるとともに、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」に飛躍させるべく、事業活動を実施してきた。
男性向け売上高は前年同期比0.5%減の114.94億円となった。顧客定着策の推進等によりリピート売上は前年同期比増加したものの、新規売上が下回った。
女性向け売上高は同2.0%減の66.13億円となった。来店顧客数の増加等によりリピート売上は前年同四期比増加したものの、新規売上が下回った。
女性向け既製品売上高は同17.3%増の24.45億円となった。入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により増収となった。
2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.6%増の447.63億円、営業利益が同4.8%増の37.43億円、経常利益が同8.1%増の38.21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同14.2%増の21.40億円とする期初計画を据え置いている。
なお、配当については中間配当14円、期末配当19円の年間33円予想を据え置いている。
《AS》
提供:フィスコ