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外為サマリー:持ち高調整の動きなどから一時149円50銭台に軟化

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円64銭前後と前週末の午後5時時点に比べて50銭程度のドル安・円高となっている。

 27日に発表された9月の米個人消費支出(PCE)物価指数でインフレ鈍化が示されたことや、中東での戦闘激化懸念などから前週末のニューヨーク市場でドル売り・円買いが優勢だった流れを引き継いだ。きょうはゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸入企業などのドル需要が意識されやすいことから午前9時50分過ぎには149円82銭まで値を戻す場面もあったが、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過するとドルは再び軟化。日銀が31日に公表する金融政策決定会合の結果を前にした持ち高調整の動きなどがみられるなか、午後1時50分ごろには一時149円53銭まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0561ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0003ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=158円05銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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