貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

9433 KDDI

東証P
4,995円
前日比
+11
+0.22%
PTS
5,019円
23:51 11/21
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
14.5 1.96 2.90 1.62
時価総額 109,483億円
比較される銘柄
NTT, 
SBG, 
SB

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データセク Research Memo(2):コア技術「大容量のデータ解析技術」により自社プロダクト・サービスを開発


■データセクション<3905>の会社概要

1. 会社概要
同社グループは、AIによる画像解析技術を用いたリテールマーケティング事業や、開発力の強みを生かしたFintechやSNS事業を展開している。創業以来、SNS分析などのSaaS型サービスやシステム運用・保守等を中心とした「ソーシャルメディア分析事業」「AI・システム開発事業」を基盤に、2018年頃からストック型サービス等を中心とした「リテールマーケティング事業」で、海外での店舗DXを後押ししている。加えて「新規事業」として、医療系ビジネスや自社プロダクト開発にも注力している。同社グループの構成は同社、連結子会社6社である。連結子会社であるソリッドインテリジェンス(株)は、多言語ソーシャルメディア分析・コンサルティング事業、同じく(株)ディーエスエスは金融系システムの保守運用受託、アプリケーション開発、Jach Technology SpA(チリ)、Alianza FollowUP S.A.S(コロンビア)、Inteligenxia S.A.(チリ)、Follow UP Peru S.A.C.(ペルー)は、リテールマーケティング事業の主力である「FollowUP」の海外展開を行っている。今後も継続してAI技術とデータ分析のさらなる活用により、様々なビジネスモデルでのイノベーションを創出する計画である。

2. 沿革
同社は2000年7月東京都渋谷区神宮前に設立され、ビッグデータブームの先駆けとなった。2009年2月にインターネット上のリスク監視・危機対応サービスをリリースし(同年6月に(公財)日本デザイン振興会主催の2009年度グッドデザイン賞を受賞)、2014年3月に(株)東京放送ホールディングス(現 TBSホールディングス<9401>)の子会社である、TBSイノベーション・パートナーズ(同)を引受先とした第三者割当増資を実施した。2018年5月、(株)アルムと資本業務提携し、AIによるデータ解析技術を活用した共同研究開発体制を構築し、同年7月にはアルムから店舗内カメラデバイスによる小売店店支援ツール「FollowUP」の日本における開発・販売事業を譲受したほか、KDDI<9433>と資本業務提携を締結(2021年6月資本業務提携解消)し、画像分析・ソーシャルメディア分析を活用した共同事業開発体制を構築した。2019年12月には、店舗DXツール「FollowUP」の海外における開発・販売事業を行うJach Technologyの普通株式を取得し、子会社化した。そして2023年9月にThe ROOM4D(株)から「データ分析に関するコンサルティング及び関連システムの受託開発事業」を、The ROOM Door(株)から同社子会社であるディーエスエスが「SES事業(システム開発、データ分析、データ活用支援等)」をそれぞれ譲受した。

なお、2014年12月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズに上場し、2022年4月には東証の市場区分の見直しにより、東証グロース市場へ移行した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

《SI》

 提供:フィスコ

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