RIZAPグループ---同社グループの「選択と集中」の基本方針と投資回収実績
RIZAPグループ<2928>は27日、「選択と集中」の基本方針と投資回収実績について発表。
同社グループでは2022年9月に発表した中期経営計画に基づき、グループ内の経営資源の「選択と集中」の基本方針のもと、chocoZAP事業への投資資金の確保および財務体質強化のための施策の一環として、同社グループの資産の見直しを進めている。
同社グループは、2019年3月期に着手した構造改革以降、継続的に事業の「選択と集中」を進めており、
2018年から現在に至るまで合計10事業の売却を実行してきた。同社は、これまで当初赤字だった会社を中心に買収を進めてきたが、結果として、多くの事業において収益の改善が実現しており、事業売却案件においても投資を大幅に上回る回収を実現している。
過去の事業売却案件の投資回収実績(2019年以降に実行した事業売却案件計10案件のうち、取得金額・譲渡価額・IRRを開示済の4社ぱど、エス・ワイ・エス、北斗印刷、日本文芸および創建ホームズの計5社を対象)としては、投資金額(合計):87.50億円(取得価格および追加出資額の合計)、投資回収金額(合計) :141.45億円(譲渡価額、受取配当および経営指導料の合計)、IRR(平均):12.5%。
また、同社は「選択と集中」により確保した資金をより成長の見込める chocoZAP 事業への成長投資、既存事業の改善および財務体質健全化のための資金として充当する方針。この方針の推進により、当初予定していた chocoZAP 事業の既存店舗のサービス向上および新サービスの開発投資を前倒しして実行することが可能となり、chocoZAP事業の成長が加速する見通しとしている。
《SI》
提供:フィスコ