エスプール---福島県いわき市、MONET Technologiesと3者で実証実験を開始
エスプール<2471>は26日、MONET Technologiesと福島県いわき市の3者間で、同市の出張行政サービスにおける実証実験を開始すると発表。
いわき市では、行政サービスの利便性向上や地域経済の活性化を目的に、行政向けMaaS(様々な交通サービスを需要に応じて1つの移動サービスに統合すること)サービスを展開するMONETと連携し「いわき版MaaS」を推進している。
交通課題の多い地域では、住民票発行などの手続きができる自動車「お出かけ市役所」による訪問サービスを提供し、出張行政サービスの拡充を図っている。
こういった中、サービスの更なる利便性向上のため、エスプールグローカルのオンライン窓口を「お出かけ市役所」車両に設置することとなった。オンライン窓口の設置により、これまで課題となっていた手続きの事前申込や職員帯同が不要となり、サービスの利用促進が期待できる。
実証実験では、「お出かけ市役所」の車内にエスプールグローカルが運営するオンライン窓口を搭載。オンライン窓口では、住民票や税証明書の発行、マイナンバーカードの申請に関するサポートを、専用オペレーターによるビデオ通話で受けることができる。今回の実験で得たデータをもとに、いわき市では行政サービスの更なる機能拡充や職員の業務負担の軽減を目指す。
《SO》
提供:フィスコ