綜研化学が急反発、粘着剤の中国販売想定上回り24年3月期業績予想を上方修正
綜研化学<4972>が急反発し年初来高値を更新している。26日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を405億円から426億円(前期比11.7%増)へ、営業利益を32億円から40億円(同96.7%増)へ、純利益を21億円から27億円(同88.0%増)へ上方修正したことが好感されている。
スマートフォンなど情報・電子分野の需要低迷が続く一方、液晶ディスプレー関連分野での生産調整が一巡し需要回復が進むなか、中国市場を中心に粘着剤の販売が想定を上回って推移していることが要因という。また、円安に伴う中国子会社業績の為替換算額の増加が見込まれることや、中国南京工場で増強した粘着剤生産設備の増産効果、採算是正やコスト削減の取り組みの効果も見込まれるとしている。
出所:MINKABU PRESS
スマートフォンなど情報・電子分野の需要低迷が続く一方、液晶ディスプレー関連分野での生産調整が一巡し需要回復が進むなか、中国市場を中心に粘着剤の販売が想定を上回って推移していることが要因という。また、円安に伴う中国子会社業績の為替換算額の増加が見込まれることや、中国南京工場で増強した粘着剤生産設備の増産効果、採算是正やコスト削減の取り組みの効果も見込まれるとしている。
出所:MINKABU PRESS