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話題株ピックアップ【昼刊】:富士通、邦チタ、JFEシステ

■富士通 <6702>  18,620円  +1,860 円 (+11.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 富士通<6702>が急反発した。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想の修正を発表した。営業利益の見通しは3400億円から3200億円(前期比4.7%減)に引き下げたものの、3000億円前後とする市場のコンセンサスを上回った。サービスソリューション事業は国内市場でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の需要拡大などを背景に売上収益が力強く伸長しており、買い安心感をもたらしたようだ。今期の売上収益予想は3兆8600億円から3兆8100億円(同2.6%増)に見直した。デバイスソリューション事業での収益見通しのみ下方修正し、それ以外は据え置いた。想定為替レートは1ドル=130円、1ユーロ=140円とした。

■東邦チタニウム <5727>  1,915円  +181 円 (+10.4%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 東邦チタニウム<5727>がカイ気配スタート。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と年間配当予想の修正を発表した。最終利益の見通しは29億円から41億円(前期比45.4%減)に引き上げたほか、年間配当予想は8円増額して記念配当3円を含めて20円(前期比10円減配)に見直しており、好感されたようだ。想定為替レートを1ドル=130円から1ドル=140円へ円安方向に見直した。一方、今期の売上高見通しは832億円から807億円(同0.4%増)に下方修正した。中国経済の停滞の影響により、THC触媒や超微粉ニッケルの販売数量が減少すると見込む。9月中間期の売上高は前年同期比5.8%減の366億4900万円、最終利益が同46.3%減の24億3600万円だった。

■JFEシステムズ <4832>  3,365円  +270 円 (+8.7%)  11:30現在
 JFEシステムズ<4832>が4連騰し年初来高値を更新している。26日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を570億円から613億円(前期比8.5%増)へ、営業利益を60億5000万円から69億5500万円(同11.3%増)へ、純利益を41億5000万円から47億3000万円(同9.4%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間50円・期末52円の年102円から中間64円・期末54円の年118円(前期97円)へ引き上げたことが好感されている。JFEスチール向け製鉄所システムリフレッシュプロジェクトの更なる進展や一般顧客部門の堅調な事業環境を踏まえて売上高が上振れる見通しであることに加えて、開発生産性の向上などが寄与する見通し。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高307億9900万円(前年同期比13.5%増)、営業利益40億4600万円(同45.6%増)、純利益27億400万円(同46.9%増)だった。

■信越ポリマー <7970>  1,342円  +83 円 (+6.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 26日に発表した「0.74%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の0.74%にあたる60万株(金額で9億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は10月27日から12月31日まで。

■三菱鉛筆 <7976>  1,929円  +106 円 (+5.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 26日に決算を発表。「今期経常を11%上方修正、配当も2円増額」が好感された。
 三菱鉛筆 <7976> [東証P] が10月26日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比21.1%増の91.1億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→38円(前期は35円)に増額修正した。
  ⇒⇒三菱鉛筆の詳しい業績推移表を見る

■野村総合研究所 <4307>  3,867円  +198 円 (+5.4%)  11:30現在
 野村総合研究所<4307>が3日ぶり急反発した。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上収益はこれまでの7200億円から7350億円(前期比6.2%増)、最終利益は780億円から800億円(同4.8%増)にそれぞれ見通しを引き上げた。年間配当予想は2円増額して50円(同5円増配)としており、好感されたようだ。デジタルトランスフォーメーション(DX)を中心に企業の投資意欲が高く、足もとの受注環境を踏まえて業績予想を見直した。9月中間期の売上収益は前年同期比6.8%増の3620億6500万円、最終利益は同5.0%増の376億6200万円だった。

■弁護士ドットコム <6027>  4,150円  +210 円 (+5.3%)  11:30現在
 26日に発表した「クラウドサインLGWAN対応機能を提供」が買い材料。
 電子契約サービス「クラウドサイン」で総合行政ネットワーク(LGWAN)環境におけるファイルダウンロード機能を提供開始。

■FPG <7148>  1,359円  +68 円 (+5.3%)  11:30現在
 FPG<7148>がマドを開けて急反発した。26日の取引終了後、23年9月期の連結業績について、最終利益がこれまでの予想の112億円から124億6600万円(前の期比47.1%増)に上振れして着地したようだと発表した。期末配当予想は7円40銭増額して73円(前の期の期末配当比23円増配)に見直しており、評価された。前期の売上高は585億円から711億4900万円(前の期比20.2%増)と計画を上回る形となったようだ。不動産小口化商品の販売額が想定を上回って推移したほか、不動産ファンド事業でも海外不動産の販売額が四半期ベースで過去最高となった。航空機リース関連の投資家向け商品に関する評価損を計上しながらも、最終利益はこれまでの過去最高予想を上乗せする格好となった。

■太平洋工業 <7250>  1,420円  +68 円 (+5.0%)  11:30現在
 太平洋工業<7250>が3日続伸している。同社は26日取引終了後、24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の105億円から120億円(前期比29.1%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も1900億円から1980億円(同3.5%増)に上方修正。販売物量の増加や原価改善活動を継続的に推進していることが主な要因だとしている。また、中間配当を従来計画比2円増額の22円とすることも発表。これにより、予定している期末配当22円とあわせた年間配当は44円(前期は42円)となる。

■能美防災 <6744>  1,807円  +77 円 (+4.5%)  11:30現在
 能美防災<6744>が5日ぶりに反発した。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、最終利益が計画の3億5000万円から11億9000万円(前年同期比2.9倍)に上振れして着地したようだと発表した。減益計画から一転、大幅増益となる。これをポジティブ視した買いが入ったようだ。9月中間期の売上高は、463億円から487億3000万円(同11.0%増)と計画を上回る格好となったという。受注環境は想定よりも堅調に推移し、部品の供給制約の解消もあって、売り上げが想定を上回った。販管費の一部を第3四半期(10~12月)以降に後ろ倒しして計上することとなったことも寄与する。

■C&R <4763>  1,868円  +68 円 (+3.8%)  11:30現在
 クリーク・アンド・リバー社<4763>は大幅反発している。26日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を26万5000株(発行済み株数の1.17%)、または5億円としており、取得期間は10月27日から来年2月29日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的としている。

■カワチ薬品 <2664>  2,553円  +91 円 (+3.7%)  11:30現在
 カワチ薬品<2664>が続伸している。26日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を60億円から70億円(前期比5.9%増)へ、純利益を42億円から48億円(同14.9%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高は2865億円(同1.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、物流センターの稼働に伴い、作業効率向上に取り組み人件費の抑制に努めていることが奏功する。また、店舗照明の間引きなどの節電対策を行い電力使用量が抑制されていることや、電気料金の基本単価が引き下げられたことも寄与する。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1459億3400万円(前年同期比2.4%増)、営業利益43億9200万円(同9.0%増)、純利益30億4700万円(同8.4%増)だった。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、外出機会の増加から美容などに関する商品の回復が見られたほか、各種商品の値上げに伴い販売価格の見直しと対応及び販売促進に努めたことが寄与した。

■三重交HD <3232>  554円  +15 円 (+2.8%)  11:30現在
 三重交通グループホールディングス<3232>が反発した。26日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表。経常利益の見通しを63億円から68億円(前期比1.6%減)に引き上げており、好感されたようだ。最終利益の見通しは42億円から44億円(同16.7%増)に見直した。ビジネスホテル事業が堅調に推移し、支払い利息が減少したことで、4~9月期の利益が計画を上振れる形となった。通期の売上高の見通しは据え置いた。

■日本ハム <2282>  4,444円  +89 円 (+2.0%)  11:30現在
 日本ハム<2282>が3日続伸している。26日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が従来予想の6200億円から6520億円(前年同期比5.4%増)へ、事業利益が200億円から250億円(同64.4%増)へ、純利益が130億円から200億円(同29.2%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視されている。食肉販売会社における販売数量の伸長と価格転嫁の浸透に加え、加工事業における価格改定効果が売上高を押し上げた。また、国産鶏肉の相場高により生産部門が堅調に推移したことや、好調な食肉販売会社で利益確保が進んだこと、更に加工事業における主力商品の販売伸長による利益率の改善なども寄与した。

■富士電機 <6504>  6,114円  +107 円 (+1.8%)  11:30現在
 富士電機<6504>が反発している。同社は26日取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比31.0%増の349億9400万円となり、従来予想の300億円から上振れたことが好感されているようだ。売上高は同10.0%増の4916億9200万円で、従来予想の4740億円を上回った。発電プラントを除く4部門で売り上げが増加。物量の増加に加え、製品販売価格の値上げや原価低減の推進、為替効果などが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については売上高1兆600億円(前期比5.0%増)、営業利益960億円(同8.0%増)とする従来見通しを据え置いている。

●ストップ高銘柄
 東京機械製作所 <6335>  542円  +80 円 (+17.3%) ストップ高   11:30現在
 植松商会 <9914>  1,039円  +150 円 (+16.9%) ストップ高   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 アマナ <2402>  227円  -80 円 (-26.1%) ストップ安売り気配   11:30現在
 PEGASUS <6262>  512円  -100 円 (-16.3%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

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