日立建機が続急落、今期最終益予想引き上げも市場コンセンサス下回る
日立建機<6305>は続急落した。26日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上収益は1兆3000億円から1兆3600億円(前期比6.3%増)、最終利益は820億円から980億円(同39.7%増)に、それぞれ見通しを引き上げた。ただ修正後の最終利益予想は1000億円前後とする市場のコンセンサスに届かず、売りを促す要因となったようだ。
米州事業やマイニング事業、バリューチェーン事業を中心に業績は堅調に推移する見込み。原価低減や販売価格の引き上げ効果もあって、上期(4~9月)の実績を踏まえて業績予想を見直した。下期の想定為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=145円などとした。また、未定としていた中間配当は85円で決定。前期の中間配当と比べ35円の増配となる。期末配当予想は引き続き未定とした。
出所:MINKABU PRESS
米州事業やマイニング事業、バリューチェーン事業を中心に業績は堅調に推移する見込み。原価低減や販売価格の引き上げ効果もあって、上期(4~9月)の実績を踏まえて業績予想を見直した。下期の想定為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=145円などとした。また、未定としていた中間配当は85円で決定。前期の中間配当と比べ35円の増配となる。期末配当予想は引き続き未定とした。
出所:MINKABU PRESS