信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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2338 クオンタムS

東証S
459円
前日比
+9
+2.00%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
130
時価総額 206億円
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<動意株・24日>(大引け)=モバファク、売れるネット、野村マイクロなど

 モバイルファクトリー<3912>=後場上げ幅拡大。午後0時15分ごろに発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高24億4400万円(前年同期比9.8%増)、営業利益6億8400万円(同22.9%増)、純利益4億4300万円(同20.1%増)と2割以上の増益となったことが好感されている。「駅メモ!」ネイティブ版が第3四半期累計期間での過去最高売上高を更新したことに加えて、他社IPコラボやおでかけ促進イベント、グッズ販売イベントも好調だった。また「駅メモ!」やNFTマーケットプレイス「ユニマ」の広告宣伝費が減少したことも寄与した。

 売れるネット広告社<9235>=急伸しストップ高。23日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄。初日は公開価格910円を73円(8.0%)下回る837円で初値をつけ、安値768円で取引を終えた。全般市場が冴えないなか、上値抵抗の少ない直近IPO銘柄として物色の矛先が向かったようだ。

 野村マイクロ・サイエンス<6254>=切り返す。前日の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は下値模索の動きが続いたものの、エヌビディア<NVDA>や英半導体設計大手アーム<ARM>が大幅高に買われたほか、半導体露光装置大手のASML<ASML>なども上昇しており、一部リバウンド狙いの買いが入り始めた。また、韓国でもサムスン電子が10月上旬に底値を確認し、以降は徐々に下値切り上げ波動に転じるなど半導体市況の改善を先取りする動きが見え始めている。野村マイクロは東アジア地域に重心を置く超純水装置の大手で韓国サムスンを主要顧客としており、半導体市況の低迷がいわれるなかも、超純水装置への引き合いは旺盛で豊富な受注残を有する。23年3月期は48%営業増益で過去最高を大幅更新したが、続く24年3月期も営業利益は前期比7%増の70億円とピーク更新が続く見通しで、なお増額修正含みとみられている。

 クオンタムソリューションズ<2338>=7連騰。23日の取引終了後、IT関連機器やサービスを提供する香港のFUTURANEX TECHNOLOGYとの間で、米エヌビディア<NVDA>製GPU(画像処理半導体)搭載サーバーの販売契約を締結し、売買が成立したと発表しており、手掛かり視されたようだ。シンガポールのKAYTUS社との代理店契約に基づき提供されたGPUサーバーを販売する。FUTURANEX社の最終販売先であるインドネシアのエンドユーザー向けに、クオンタムSが仕入販売をする形となり、FUTURANEX社の指定する出荷先にKAYTUS社の生産地である台湾から直接、製品を出荷する予定。取扱高は約20億円の見込み。業績への影響額は純額扱いで、売上高において約1億4500万円となる見通しという。

 ETSホールディングス<1789>=急伸。一気に年初来高値を更新した。23日の取引終了後、大型風力発電プロジェクトにおける特別高圧変電所の建設工事を受注したと発表し、材料視されたようだ。受注額は10億7100万円。2025年6月の完工を予定する。今回の受注を含めて23年9月期の受注総額は114億7900万円となり、前の期に比べ2.4倍となった。

 富士急行<9010>=4日ぶり反発。23日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、営業収益が計画の251億6000万円から259億1000万円(前年同期比25.7%増)に、最終利益が21億7000万円から31億7000万円(同3.4倍)に上振れて着地したようだと発表。業況を好感した買いが集まった。インバウンド需要の急回復を受け、運輸業やホテル業を中心に利用者が順調に推移した。動力費や光熱費、宣伝広告費の減少も寄与する。通期の業績予想については、天候リスクなどを勘案し、現時点では据え置くものの、修正が必要な事象が生じた際には速やかに開示するとした。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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