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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8150 三信電気

東証P
1,910円
前日比
-5
-0.26%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.0 0.62 5.50 66.00
時価総額 311億円
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<動意株・23日>(大引け)=ペルセウス、ジェコス、デルタフライなど

 ペルセウスプロテオミクス<4882>=ストップ高。前週末20日の取引終了後、開発中の抗トランスフェリン受容体1(TfR1)抗体「PPMX-T003」の真性多血症(PV)患者による第1相試験について、被験者(目標症例数6人)の組み入れが完了したと発表。これが材料視されている。同試験の目的は、赤血球が異常に増殖する疾患であるPVの患者を対象にPPMX-T003の投与における安全性や体内薬物動態を確認すること、副次的に治療効果を確認することという。今後、新たに組み入れを行った患者に対する投与を実施し、今期中に試験を完了させる予定としている。

 ジェコス<9991>=動意。同社は建設仮設鋼材の最大手で建設機械のレンタルなども手掛ける。足もとの業績は好調で前週末20日取引終了後、24年3月期通期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の46億5000万円から53億円(前期比18%増)に大幅上方修正した。建設材のリースが好調で売上高の伸びが会社側想定を上回っており、建機も販売価格の上昇効果などが寄与している。また、株主還元も強化し、今期の年間配当は従来計画の35円に2円上乗せした37円に増額した。足もとで好業績を評価する買いを呼び込んでいる。

 Delta-Fly Pharma<4598>=ストップ高。前週末20日の取引終了後、日本ケミファ<4539>を割当先とする上限55万5000株の第三者割当増資と、オーストラリアのマッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第7回新株予約権の発行を発表した。研究開発資金の調達による事業成長を期待した買いが集まったようだ。手取り概算で合計約12億1000万円を調達し、臨床試験の研究開発費用などに充てる。ケミファは抗がん剤候補化合物「DFP-14323」及び「DFP-17729」のライセンス契約先。新薬開発の深耕と長期的な関係強化を目的に、同社に対しデルタフライは7月下旬に出資の依頼を行っていた。

 ジェイ・イー・ティ<6228>=上値追い。9月25日に東証スタンダード市場に新規上場した直近IPO銘柄で、セカンダリーでは需給先行の売りに苦戦していたが、ファンダメンタルズが見直され10月中旬を境に底入れ反転を明示している。半導体洗浄装置の開発・設計、製造・販売及びアフターサービスを手掛けるが、業績は成長局面にあり、23年12月期は営業利益段階で前期比33%増の27億5900万円とピーク利益大幅更新見通しにある。PERは依然として10倍弱で水準訂正余地が大きい。

 ミナトホールディングス<6862>=大幅高。産業用メモリーモジュールを主力展開し、デジタルプログラマや、システムソリューション、Webサイト関連など幅広い分野で顧客ニーズを取り込んでいる。24年3月期営業利益は前期比11%増の9億円と2ケタ増益を見込むが、進捗率から一段の上振れも視野に入る。子会社売却に伴う特別利益計上が反映されているとはいえ、PER4倍前後は株価指標面からも割安感が強い。

 三信電気<8150>=続伸で上値指向。同社が前週末20日取引終了後に24年3月期上期(23年4~9月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想から65%の大幅上方修正で17億円から28億円(前年同期比34%減)に増額した。半導体の販売が会社側の当初計画以上に好調に推移したほか、為替の円安メリットも発現している。これを好感する買いが優勢となっている。株価は10月中旬以降2100円台前半の狭いゾーンでもみ合っており、ここを上放れることができるかが注目される場面にある。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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